このお嬢様は……。
っえ? それはえろい意味で?
構ってくれなくてスネちゃうお嬢様可愛い。
七波お嬢様ルートが多分一番シリアスっぽい。
ほぼ「七波お嬢様すげー!!」なルート。
ぶっちゃけこの人天才だからな。
第一部で七枷財閥が倒産。
元は雪小路家に七波の今後の生活を保障させることを約束させる。
ただし、遺産が相続できてからなのでそれまでは庶民、というより極貧生活へ。
第二部では財閥もなくなってしまい、学園の授業料も当然払えないのでそういう人達が通う校舎で学ぶことに。
そこでまた鶴美から嫌がらせを受け、元と七波は協力し合い対決する。
これは自分の知識のなさが悪いんだけど、体験版にもあった通り金融がそこそこ絡んでくる。
基本は学園生活メインだけど、鶴美との対決も株の売買ゲームだったし。
その辺りの展開は凄いんだろうということはわかるんだけど、なんとなくしか理解できず……。
そしてこのルートのラストにはある事実が明かされる……。
いやこれは別に元が胸を凝視してたわけではなく、そういうシーンをこういう風にキャプったわけで……。
実際元も凝視したことあるんだけど……。
つーか元が女の子の胸ガン見する図が全く思い浮かばない。
詩綾お嬢様の秘密とは!?
詩綾お嬢様はドMで変態でBL好きだったのだ!
このルートはかなりのギャグルートだったな。
BD再生したらホモアニメが流れてきて、
詩綾「……間違えました」
元「間違えてあれが流れるんですか!?」
詩綾お嬢様のおかげでメイドも全員腐ってしまい、あろうことか雇い人である詩綾の父親と友人でカップリングする始末。
貴婦人ではなく貴腐人。
「腐ったみかんを置いておけば新鮮なみかんも腐るのだよ」
詩音坊ちゃんの話もよかった。
詩音坊ちゃんは他のルートだとほんと可愛げがないただのガキだからな。改心もしないし。
元「私にとって七波お嬢様は確かに大事です。しかしだからこそわかったのです。七波お嬢様よりも貴女のことが好きだと」
ここよかった。
ちなみに詩綾お嬢様の部屋を見た後の花。
お願いします!
今思ったら七波お嬢様ルートだと誰でも3Pできそうな気がする。
花ルートは、なんかこれがトゥルーって感じなんだよな。
絵の秘密もわかるし、七波お嬢様のラストで明かされた事実も劇的に明かされるし。
アパートには元と七波お嬢様と花と鶴美が住むことになって、
最後も花がデフォルメで描いた元やお嬢様達のCGで終わる。
そのデフォルメされたイラストというのはゲームで使われているCGで、
そしてこれを漫画にするなら、お嬢様がいっぱい出てくるので『お嬢様』とタイトルに入れる、という台詞。
もうこれ花がトゥルーでしょ。
うぜぇ……。
金髪ツインテには馬鹿しかいないのか?
アイドルルートである音羽と透夏お嬢様だけ毛並が異様に違う。
悪いってことはないけど、こっちはこっちでよかった。
音羽はなぁ……。こいつはなぁ…………。
行動力がある馬鹿が一番怖いっていうか……。
行動力があって才能もある馬鹿だから……。
馬鹿のくせに時々言うことを言うんだ馬鹿のくせに。
馬鹿だから、夢は絶対叶うものと信じて、そこに向かっていくのに一生懸命で。
音羽「私があんたを日の当たるところに連れていってあげるわ」
だから元みたいな人間には眩しく見える。
透夏お嬢様は可愛いんだけどな。
可愛いシーンがほとんど赤面してるから、上のとかぶっちゃうから画像少な目。
一応サブ女。
おじょナナはサブ女も可愛い。
ショウエイもすげぇいいやつだった。
最後までいいヤツ。
なんでこいつのCGが一つもないんだっ!
是非ショウエイルートをお願いしますっ!
こんな可愛い顔して台詞はドえげつないこと言ってるから。
鶴美はいい悪役というか、久々に悪いやつだった。
出るゲーム間違えてるんじゃないか? って思うくらい。
例えば2つの選択肢を与えてくれるんだけど、その2つはどっちも最悪な選択。
1つが最悪でもう1つが最悪の一歩手前な感じ。
それをあえて本人に提示して選ばさせる。
だからこの女がここまで悔しがるのを見るとすごい興奮する。
さてと、七波お嬢様ルートと花ルートで明かされた事実だが。
実は鶴美は元の母親。伏線というか、それを示す言葉はどのルートにも書いてあった。
元「俺と鶴美は似ている。俺もあちら側の人間だ」
これ七波お嬢様ルートでは最後にさらっと言うからなぁ。
最後まで明かさずに、花ルートだけで発覚させた方が衝撃が大きかったと思うんだけど。
もしくは七波お嬢様ルートだけでわからせて、そこからもう一つイベントを作るとか。
それかルートロックしておいて、鶴美視点で見た物語をおまけで入れるとか。
体験版で言われていた、画家が元の顔をスケッチしたにもかかわらず肖像画に描かれてなかった理由。
それは七枷当主の下に描かれていたから。
まず元の顔を描き、その上からまた当主の顔を描いた。
画家の名前は『零(レイ)』。
『零』の次の数字は『一』。
一の違う読み方は『はじめ』。
つまり、元の父親は……。
鶴実の野望というのも全ては元のためのものだった。
七波を追い出し、詩綾と元を結婚させ、さらに雪小路家を乗っ取れば、莫大な資産が元に相続させる。
自分の幸せを壊した財閥を、自分の財力でぶっ壊す。
そんなことしたら鶴美の幸せを奪った財閥と同じになる?
だからこそいい。同じやり方で潰すことで、自らの力が証明できる。
零がどんな想いでこれを描いたのかわからないけど、そうすると肖像画も意味深に思えてくるなぁ。
将来七枷家当主になっている元を描いたってことなんだから。
彼はこれをどんな想いで描いたのか。
鶴美のようなやり方で元に当主になってほしかったのか。
それとも七波お嬢様と普通に結婚して当主になってほしかったのか。
これはFD出てもらわないと困りますねー?
まぁ何にせよ、アフターが楽しみです。
もしかしたらアフターで語られるかもしれないし。