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概ね満足と言った内容。
自分が危惧していた、普通の女子学生がテロリスト相手に無双するという展開はなかった。
ちょっと上手く行きすぎかなぁ、とは思ったけど。
そこは由美子達にいろんなアドバンテージと、オスロ側にいろんなディスアドがついた結果。
タナトスシステムが味方にいる時点で、マジに一国に匹敵するような力を持ったくらいだし。
そこら辺の展開は上手いと言うしかない。
本来なら足枷になるはずの雄二の爆弾を、由美子達に有利になるよう、上手く書かれている。
何と言ってもやっぱり、ヤブイヌ部隊のメンバーが出てくる流れは燃える。

量産型雄二がいっぱい出てくるみたいな話もなかったし、
これちょっとやりすぎだろ、と言いたくなるようなＳＦ展開もなかった。
ただ最後のオスロという存在は世界を上手く回すための概念というのは蛇足感があったと思う。
それと小難しい話や、固有名詞が多いかな。
それを詳しく説明することはないし。



そしてアフターね。
アフターをプレイしてわかったわ。
結局自分の中で果実が一番というのは、名前がでかくなって露出が増えたから、というだけではない。
やっぱり美浜学園のメンバーと、雄二のちぐはぐな掛け合いが一番好きだったんだと再認識した。
迷宮は雄二の過去メインで、楽園も雄二をどう助けるかというバトルメイン。
自分が好きだった元軍人が不器用ながらもヒロイン達と接していく、というのを一番濃く書かれたのが果実だっただけなんだ。

そして妊娠騒動。
全員と関係を持っているハーレム展開なんだけど。
やはりここは何というか。
ちゃんとツボというか、オチを用意してくれてるというか。
一番最初に妊娠したのはあの愛すべき黄色い馬鹿で。
このアフターをもってグリザイアという物語はちゃんと完結したとそう思える。
完結編と言う名に恥じない出来だった。
あとはおじょナナとＬＯあんぐるしながらちょこちょこプロローグのプロローグと、抜きまくりちゃんねるでもやっていくかー。
あっ。ちなみに抜きまくりちゃんねるはバスケ部員とのＨがあってくそ吹いた。



馬鹿。
この金髪にはその二文字が相応しい。




お前……。タナトスさんにこんなこと言えるのお前くらいだぞ……。


お前……。タナトスさんにここまで言われるのお前くらいだぞ……。


デレたお姉ちゃん。
その左手は痛々しく……。
そしてアフターで最大の秘密が暴かれる！！
この左手が義手だという秘密が。


黄色い馬鹿が妊娠したと聞いて珍しく焦る雄二。




あとなんかこんなのが出るらしい。