◆ 公式
・_・メ < おっすオラ山椒魚!
というわけで『できない私が、くり返す』、略称わたくりの感想。
うん、いや、自分は面白かったと思うんだけどね。
日常シーンのテキストとかはクッソつまんなかったけど、本当につまらなかったけど。
『銃騎士』のライターが書いたのかな? とか思ったけど。
許容範囲って言ってる人いるけど、そう言ってる時点でつまんないと思ってるんだよなぁ……。
日常シーンの会話は本当に評判が悪い。
わい「わたくり終了したでー」
フォロワ「よくあれ最後までプレイできたな、俺には無理」
あ?????????
いやまぁ、本当に日常会話つまんねーんだけど。
……うん、最後のね、引きがね、よかったんだ。
自分があぁいうベタベタなの好きってのもあるけど。
体験版はもうちょっと長くしてくれなかったかな。
これから盛り上がるっていうか、これから主人公がどういう動きを具体的にするのかっていうのを見たかった。
まぁ詳しいことは続きからで。
OPもいいな。
特に最後のところ。
「そのうちちょっと変わるかも――なんて、そんなのありえないと思うけどね」
「俺は何度でも時間を巻き戻す。例え、変えられない未来だとしても。起こりえない奇跡を信じて……
また、君に逢いにいくよ」
一応続きが気になるし、こういうループもの好きだし。
いくか? いっちゃうか?
自分の感性を信じて買っちゃってみるか?
と言いたいんだけど、なんと言ってもあかべぇだからなぁ……。
一番の問題はそこなんだよ。
最近のあかべぇだから買えないっていうか……。
※ できないネタバレをくり返す
主人公、陸は漣というお姉さんから時計を渡される。
その時計は『時を戻せる』能力を持っていた。
記憶を持ったまま、回数制限もなく、対価もいらず、過去に戻れる。
そんな神にもなれるんじゃないかという能力。
ただ時を戻る事に関し、二つだけ制約がある。
時計を受け取った時点までしか逆行できない事。
そして残った一つが、この時計を持った人間が神になれない理由。、
自分がすでに試した。
何千、何万とくり返したけど未来だけは絶対に変えられない。
それだけ告げて去って行った。
それから5年間、旅をしながら陸は試していた。
本当に未来が変えられないのかを。
困っている人を、困っている人の未来をこの時計で救えないかを。
そしてこの街で最初に出会ったオタサーの姫みたいな恰好をしている詩乃。
いや、マジでオタサーの姫みたいな恰好してんなこいつ。
彼女は歩いてる途中、リンゴを落とし転がしてしまう
陸は時計の力を使って過去に戻るが、やはり未来は変えられず、結局リンゴはダメになってしまった。
ちらっとでもいいからぱんつ見えねーかな。
このシーンがクッソつまらなかった。
というか面白くないのはまだいいけど、無駄に長いし、こういう会話がめっちゃ多い。
可愛い。
ぷすこー。
途中、オタサーの姫の体調が悪そうな事に気づく。
気遣う陸だが、いつもの事だから、薬を飲めば大丈夫だから心配いらないと言われてしまう。
ある懸念は残るが、本人に言われたら納得するしかない。
ドヤ顔。
なんやかんやあって道案内をしてもらう事に。
リンゴが多すぎる。
うるせぇ。
次の日、未来は本当に変えられないのかの実験をくり返すも、それこそやはりくり返してしまう。
子供が風船を飛ばしてしまい、それを掴もうと時を戻すが急な風が吹き、変わらず飛んで行った。
しかし街路樹でかいな。
昨日出会った少女、姫と再会し、美味しい食事処に案内してもらう事に。
連れて来られたのはカレー屋であり、知り合いの未喜を紹介してもらう。
このドヤ顔殴りたいな。
未喜はクイズが大好きで、隙あらばすぐにクイズを出してくる。
お、おう……。本当に気を付けないとな……(一体何に気を付ければいいんだ?)。
表情豊かで可愛い。
お ま た せ。
この画像いいな。今度からブログ更新する時に使おう。
お兄さん……! 処女独占の鏡ですね!
両方。
とか話してるうちに詩乃の友達がやってきて、彼女も紹介してもらう。
この辺の会話ほんっとダルかった。
だってよ!
おほっ! やったぜ!
偶然出会った少女、ゆめ。
何やら陸の時計が気になるようで……。
可愛い。
やっぱり表情が変わるのは可愛いな。
まぁ立ち絵差分は、うん。
そういやこのシーンの選択肢でずっとラーメンを選ぶと……?
陸は夢を見る。
時計をくれた漣の夢を。
未来は変えられないと言われた時の夢を。
唐突に挿入されるHシーン。
次の日、再びゆめと出会う。
彼女は自販機でジュースを買おうとしたが、硬貨を落としてしまい、奥の方に転がっていった。
そこで陸は時を戻して、落とさない未来にしようとするが……。
ちなみに上の画像をキャプった事に他意はありません。
結局『硬貨を落とす』という未来は変わらなかった。
しかし今度は奥まで行かず、自販機の下のすぐ手前で止まった。
これなんだけどSF的に考えて、時計の所有者の観測した未来が決定される、ってな感じかな。
実際に自販機の奥に入ったのは見てないし。
どこまでが『観測』になるのかしらないけど。
聞いただけでもその現象を事実だと捉えたら観測した事になりそうだ。
まぁつまり。
観測しない事によって未来は変えられるのでは?
大きな終着点は変えられないにしても、過程によって変化は起こせるのでは?
前に見た陸の時計をもう一度見せてほしいと頼むゆめ。
彼女は何か知ってるのだろうか。
詩乃にデートに誘われて、藍里の応援に。
握りがおかしい。
ジャージ! ジャージ!
あー、自分の友達も面白いバイトした事あるよ。
コンベアが流れてきてその上に乗ってる段ボールをちゃんと真っ直ぐに置き直す仕事とか。
塩の袋が破れてないかチェックするやつとか、香水の中に異物が入ってないか見るやつとか。
そんな話をしているとまた体調を崩してしまう詩乃。
しばし休憩して、前のように薬を飲んで落ち着くが。
陸は思わず聞いてしまう。それは何の薬だと。
同じような症状を、雰囲気を、薬を、飲み方を見たことがある。
0%も当たってほしくない。外れてほしい。可能性がある事すら考えたくない。
思いながら問う。
「その人はガンだった。だから、お前も……」
詩乃は聞かれて、何もなさ気にこう返す。
余命はあと三か月。
人生って都合よく進んでくれないねと、笑いながら言う。
まるで自分の運命を受け入れているように。
いや、まるでではない、受け入れているんだろう。
自分がもうすぐ死ぬ事を。
そのうえでの笑顔なのだ。
陸はまた夢を見る。
時計をくれた漣に、なんで時間をくり返したのか聞いた時の夢を。
「自分は欲張りだから」
漣はそう答えた。
やりたい事を全部やるために。欲しいものを全部手に入れるために。
自分に、自分の人生に満足するために繰り返した。
結果、全てなくなるとしても。
まだまだやりたい事はある。
だけど陸に時計を渡した、それは何故か。
時間を巻き戻して、生きるのに疲れたから。
そして死という未来は変えられないからでもあるだろう。
確かに時間を巻き戻し続ければ、少なくとも自己の死はないかもしれない。
しかし先にある死は絶対で、避けようがないのだ。
「だから時計をあげる。まっ、有意義に使ってよ。未来は変えられないけどね」
漣は何を思いながらこの台詞を言ったのだろう。
「……だから、変えるって言ってるじゃないですか」
陸は何を思いながらこの台詞を言ったのだろう。
彼女はどんな思いで喋り、話し、接し、時計を渡したのだろう。
そう、OPの台詞にもある通り、未来は変えられないと言いつつ、
一番未来を変えたいのは彼女だろう。
だからやりたい事をしつつ、何千何万とくり返した。
別に僕はわかるからいいんですけど、こういうネタってわからない人は当然わからないし、
そういうパロネタ要素抜きでも面白くないからやめた方がいいと思います。
ってかこれ今思ったらネタバレじゃねーか!
ペンギンブラザーズか、懐かしいな。
一話しか見た事ないけど。
そして仲良く話し、別れた後……。
藍里からそう教えられた。
お見舞いに行く陸。
ある時、詩乃はそう告白する。
小さくて、些細で、言うのが恥ずかしいような。
そんなやりたい事があると。
だけど、今の私にはそんな事もできない。
言いながら自嘲気味に笑う。
連は時計を使って、自分のやりたい事をくり返していた。
だけど詩乃はそれができない。ただ緩やかに死を待つだけ。
同じ病気を持ち、同じ死に向かってる。
両者の唯一にして絶対の違いは……。
諦めかけている詩乃に陸は聞く。
「もし時間を戻せるならどうするか?」
対する答えは当然、
「やり残した事をする」
時計をくれた漣と同じように、やりたい事をするのを選んだ。
それなら、俺なら出来る。
時を戻せる俺なら、まだ入院する前に戻って、彼女の望みを叶えられる。
死という結果は変えられなくても、せめて、満足させるくらいは。
そしてその日は帰るも……。
詩乃の死を聞いて、この街で初めて会った少女の死を聞いて。
昔を思い出した。
彼女は何度も陸に言う、警告するように。
「絶対に未来は変えられない。私が元気じゃなくなるように、それは変えられない。
これが最後。君に会うのはこれが最後。だから今後一切、私には会いに来ちゃダメだよ。どんな手を使っても」
そして藍里から渡される詩乃の手紙。
文面には陸への感謝の気持ちと、
したい事を残してしまった後悔と、
本当に時間を戻せるならという願望が書いてあった。
昨日は夢物語で終わった、もしもの話で終わった。
だけど今は違う、陸は違う。
過去に戻る術を持っている。
詩乃を満足させてやりたいと思っている。
彼女にまた死の宣告を受けさすのか?
彼女に死の運命を背負わすのか?
彼女をまた殺すのか?
陸は自問自答をする。
だけど。
あぁだけど。
もう陸は決めてしまった。彼女を救ってやりたい。
何故ここまで詩乃を想うのか。その答えは持っていない。
だけど彼女の願いを全て叶えてあげたい。
連と同じ事を願った彼女を助けたい。
未来を変えれなくても、彼女の手を握ってやりたい。
そして陸は都計を持ち、過去に飛んだ。
彼女の全てを叶えるために。
希望を叶得るために。
と言ったところで終了。
ぶっちゃけラストは陸が時計を詩乃に渡す流れだと思った。
そうすれば詩乃は記憶を継承したまま時間をくり返せるし、
満足した後に時計を返せばいい。
一応気になったところは上で言った『時計の所有者が観測する事によって未来が確定する』っていうのと、
結局漣は死んだのか、漣に時計を渡したのは誰なのか。
何故5年前に戻ってくるなと言ったのか。
漣と一緒にいた少女は物語に関わってくるのか。
ゆめが時計に興味を示す理由とは?
途中に出てきたサブキャラのお姉さんは?
できな私の私とは誰なのか。
これはどういう事なのか。
話のオチ的に、最終的に5年前に戻って何かするんだろうね。
それと、おそらくメインヒロインは詩乃と漣の両方だと思うけど。
他のヒロインルートにはどう行くんだろう。シュタゲ方式か。
もしかして体験版は詩乃ルートで、他のルートだと死なないのかな。
まさか、この陸の物語自体……、誰かのループの中だったりして……。
ループものって設定とオチが命だし、しかも病気っていう重いテーマもある。
どっちかを安易にすると途端にチープ化するからなー。
さてと、本当にどうするか。
まぁこれからの情報に期待ってところ……、
あっ、処女独占的にアウトじゃねこれ。
裸だし、これ完璧事後だろ。
まぁ僕はそこまでレベル高くないからセーフだけどね。
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テキストの合う合わないくらいだったと思うが