藤堂 隼人はごく普通の学園生。
少し違うところがあるとすれば、両親が遺産として残したマンション群……。
いわゆる「団地」のオーナーであり、管理人的役割をすることで生活を立てていることだった。
ある日、住人の募集をかけることになったのだが、そのパンフレットの文面を考えているときに幼い頃の思い出が蘇る。
「わたしね? 団地妻になるのが将来の夢なの」
隼人にとっては幼い初恋の相手の言葉だった。
なぜ思い出したのか分からないが、勢いに任せて冗談任せに募集欄に書いてみた。
『団地妻募集中。お相手は、マンション管理人・藤堂 隼人』
不況のせいか、入居者の集まりも今ひとつ。
もう一度広告を出そうとした矢先に隼人の部屋の電話が鳴る。
「あの。チラシを見てお電話したんですが」
「はい。今なら空きはありますよ」
入居希望者が現れたことに喜ぶ隼人。
だが、それに続く言葉に隼人は言葉を失う。
「よ、よかったです。これで、わたしの願いが叶います」
「へ?」
「不束者ですがよろしくお願いします。これで、わたしも念願の団地妻ですね!」
冗談で書いた文言にまさかの希望者。
とりあえず、会ってみようと思う隼人だったが、待ち合わせの場所に現れた少女に驚きを隠せない。
転校で分かれてからもう10年……。
だけど出会った瞬間に忘れ得ぬ面影から隼人は驚く。
それは、紛れも無く、あの初恋の少女だったのだ。
槇村 一花(まきむら いつか)身長 156cm / B80 W55 H80
CV:萌花ちょこ
隼人の幼なじみ団地妻(候補)。
『夢は団地妻』と子供の頃から口癖だったが、両親の都合で転校してしまうものの、また隼人の団地の近くまで引っ越してきたことを機に、団地妻の募集に応募。
無事に再会を果たし、最初の団地妻候補となる。
ハキハキとしたさっぱりした性格で、目上の人にもキチンとした言葉遣いが出来る。
おしゃれや可愛いいものに目がなく、甘いものは別腹という典型的な年頃の女の子。
家事全般は一般レベルではあるが、楓の腕前がプロ並だった為、自信喪失。
しかし、Hな事に関しては楓が奥ゆかしい分、積極的だったり、楓を焚き付けたりもしばしばとかなりの行動派。
動物が好きで、隼人が拾ってきた猫もよく一緒になって世話をしていた。
鬼龍院 楓(きりゅういん かえで)身長 164cm / B89 W58 H88
CV:榊るな
突然押しかけ団地妻(候補)。
黒髪ロングに和服という大和撫子。
実家も華族という立派なお嬢さまだが、団地妻への強い憧れから今回の応募に踏み切った。
男の後ろを三歩遅れてついて歩く、出迎えるときには玄関で三指ついてなど、どこか前時代的な常識の家庭で育ったため、彼女自身も貞淑な考えを持っている。
なので、H方面にも奥ゆかしさを持っていたのだが、一花のアプローチに負けないようにと段々と競い合うように。
家事全般は一花も諦めるほどの腕前だが、猫は苦手で、世話をする隼人と一花の中に入っていけないのが悩みの種。
樋口 真名(ひぐち まな)身長 150cm / B82 W55 H82
CV:早瀬ゃょぃ
隼人の悪友の妹。
父親が転勤、母親もそれに付いていってしまっているので、兄妹だけで隼人と同じ団地に暮らしている。
おバカな兄のお陰か、しっかり者として育ったため、兄はもちろん、両親の居ない隼人の面倒を見ることも。
だらしない兄を見ている分だけ、自立している隼人の株が上がっており、淡い恋心を抱いている。
とはいえ、今回の団地妻騒動に関しては静観しつつ、積極的な二人のアタックに疲れた時のオアシス的な役目を担うことに。
お風呂が好きで、しょっちゅう入っているため常にシャンプーの香りをさせている。
なお、兄に対しては呆れながらも見捨てたりはせず、妹としての分はわきまえており、暴力や嫌味などは言わない優しい子。
ちなみに「目指せ団地妻!」の着想は『皇北都』から(笑)。
「ああいう風に団地妻を目指す娘がいてもいーよな」から、こんなことに。
なので、NTRとか陵辱はないぞ。
心を壊された弟とその大切な人のために、殺されるとかはあるかもしれないけどな!
……分からない人はスルーしてください。
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Author:山椒魚
日本最大の両生類で地味に凄いやつ。
天然記念物なので捕まえちゃダメだぞ!
画像はふくみみさんから頂きました!
来年成人式を迎える花の女子大生!
よく人からベッキーに似てるって言われるんだぁ~。
紹介されてたゲーム買ったら面白かったよー。
という意見を下さるとやる気が出ます。
紹介されてたゲーム買ったけどクソだったぞ!
という苦情も受け付けます。
聞くだけで何もしないけど。
自分が紹介したエロゲを誰かが買う。
そんな事に、幸せを感じるんだ。
基本的にほーがんびーき。
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