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少女の怒叫から物語は始まる。


そこから時間は少し遡り。

この世界には「魔女」という存在がいる。
それは人知を超えた力であり、大きな力であり。
時に暴走し、時に人を傷つける。
その魔女の回収班として活動していた主人公、冬児。
ある事がきっかけで魔女を更生させる役目である保護監督官となり、回収班からも異動になった。

グリムとう魔法・超能力を操る魔女の更生施設、ガーデンにつく。
すると歓迎されてるかのように慌ただしく警報が鳴り響いていた。
そこで２階から落ちてきた少女と出会う。



無事回避。
犬神家か？

この警報の正体は彼女だった。
脱走しようとしたところを冬児と出会ったのだ。

彼女は力づくで押し通ろうとするが、


逆に一瞬でやられてしまった。
この潰れたおっぱい。


ここの総責任者の瑞穂さん登場。



冬児がここに来た理由は二つ。
一つは上記の保護監督官となり、魔女達を更生させる事。
もう一つは反政府魔女組織のリーダーである涼彦の情報を得る事。

脱走しようとした桜子は涼彦の妹なのだ。
今までは不干渉を通してきたが、桜子が魔女になった今、絶対に接触してくる。
監視と情報を手に入れるために冬児はここに送り込まれた。
ここ影になってるんだけど公式サイトでは普通にビジュアル公開されてる。



冬児の補佐につくメイ、ド白雪。



このシャフ度。
ＣＶは斉藤千和さんかな？


パタパタしてるの可愛い。





桜子と共に更生させる魔女二人。
ちなみに白雪も魔女ですでに事務員として働いてるようのだが……？




ふむ。


ドリル。


ドリル。


腹黒ドリル。
おそらく攻略はできない？



ここに就く事が決定される前に瑞穂さんからある条件を出された。
冬児は優秀だが、それは回収班としての話。
ちゃんと保護監督官としての実力はあるのか？
要するに冬児を信用していないから認めさせてみろ、という事。
その条件は、桜子の更生。
そんなこんなで冬児は桜子に接触していく。



……まぁここはアクシデントという事で大目に。

反抗的な桜子に冬児は荒療治をする。
保護監督官は制御装置を持たされている。
魔女の耳にはピアスがあり、操作する事によって電撃を流したり催眠状態にしたり抑制したりできるのだ。



電撃を与えながら彼女に尋問していく。
桜子の父親は病に侵されていた。
彼のために今すぐに、誰よりも強くならねばならない。
だけど一歩届かない。焦れば焦るほど残りの時間は少なくなっていく。
そして桜子のグリムが発動した。
グリムは個性や願望だ。
父の期待に応え、強くならねばならないという桜子の想いが発現した結果。
それが暴走して多くの人を傷つけてしまった。自らの父親も。
だと言うが……。


その言葉は嘘だと冬児は言う。
そんな綺麗事じゃないだろと。
じゃあその強さを見せねばならない父親も何故傷つけたのかと。
お前は父親を憎んでたんだ。
自分に、女である自分に強さを強要させる父親を恨んでいたんだと。
その奥底の感情を見破られた時、





彼女のグリムが暴走する。
強さを拒否するために求めた強さ。
全てを断絶する影の刃。

そして冬児はその刃をかいくぐり、最初の時のように桜子を組み伏せる。
だが今度は優しく語りかけた。
「お前がする事はその弱さを受け入れる事だ」
能力を発動し、力を使い果たした桜子は安心しきったように眠りについた。




手当を受ける冬児。


ドＭ。それともドＳ？


ぱんつ。



一方同僚の良平は回収班として成果をあげていた。

魔女は超常の力を持つ。
一般人には到底敵わないほどの。
そのため恐怖の対象でもあるが、そして差別の対象でもある。
持つ者への畏怖か。持つ者への嫉妬か。


実は冬児がガーデンへ送られたのは上で言った二つの理由だけではない。
魔女を憎みながらも、それに対する不条理や理不尽は許さない。
過剰な暴力を行う隊員を止めたり、その事で問題を起こしたりする。
だから飛ばされたのだ。
一人良平はつぶやく。
早く帰って来いと。
そしたらもっと面白くなるのに。
もうこの辺はほんと裏切られた気分だったわ……。
主人公の親友ポジがまさかこんなクソ外道だとは。














ＳＤ絵可愛い。



一方保護監督官である冬児の本業は魔女達の更生なのでそれもちゃんと行う。


魔女として重要なのはグリムを熟練し、進度（その単位）をあげる事。
能力垂れ流し状態の１。
能力オン・オフ可能の２。
そして習得する事によって強化された３。
冬児と会う前から進度３の由真。

おっぱいにしか目が行かないな。
そして進度１だが真面目で能力も自覚しており、精神的にも成長した向上心がある桜子はまだ猶予もあるからいいが。
問題は千歳だ。





彼女のグリムは「幸福」。
他人の運を奪い、自分の運とする。
『ラックスティーラー』みたいだな。
しかも進度１で常時能力発動状態なので非常に危険だ。
扱いも難しいが、何より彼女のやる気もないようで上達の見込みがない。
もうすぐここに来てから１年が経とうとするが……。



冬児は千歳の能力数値が気になって研究所へと行く。

そこで出会うどこか信用できない軽薄そうな研究者。
そしてもう一人……。

吸血鬼にされ、さらに人間に戻り死体となった後も奥底の吸血鬼の血を吸い尽くされたミナ・ハーカーのような少女。
彼女は魔女の末路。
ガーデンに収容され、これ以上成果が見込めない。
能力を抑え込む薬にも耐性が出き、効かなくなってくる。
自分のグリムに呑まれ、自分が保てなくなった者。
そんな魔女の最期がジャンク。
何も感じず、実験を繰り返されるだけの存在。
嫌悪感と怒りを示す冬児だが、研究者は「必要悪」だと言い返す。
「ノーベルもアインシュタインも大量殺人鬼だって言うタイプ？」
科学や医学。「学」がつくモノの進歩や発展には少なからず犠牲が必要だ。
その汚れ役を僕らが買って出ている。

それを聞いて冬児のやる気は俄然上がる。
全ての魔女を助けるなんてヒーローのような事は言わないし出来ない。
だからできる限り、自分の受け持つ彼女達くらいはちゃんと更生させようと。


その後、親睦会をするためにみんなで出かけようとするが千歳が来ない。
悪い予感がして探しに行くと、それが的中していた。


千歳のグリムが暴走し、「運悪く」周りの人が怪我や病気を発症してしまった。
その中心にいた千歳は「運良く」無傷で。

上の処分は千歳の研究所送り。
実は千歳は支給される薬より効果が強いモノを使って無理矢理グリムを抑えていた。
そのため１年経っても進度２には到達せず、さらに悪化もしなかった。
そしてその強い薬を千歳に渡していたのは、昼に会った研究所のあの男。
冬児は会話した内容を思い出す。
「最近は保護監督官の質もあがり、魔女達の努力もあってジャンクになる魔女は少ない。それは良い事だけど、研究は進まないよね」
あの男は研究資料のためにわざと千歳に薬を渡していたのだ。

瑞穂さんから何とか猶予を設ける事が出来たと告げられる。
明日中に進度２まで達する事が出来れば研究所行きは回避できる。
そして、これだけしか力になれずごめんなさいと。



千歳は元陸上の選手だった。
ある大きな大会。
そこで能力は発動した。
彼女以外の選手に不幸が起こり、彼女一人だけのレースを、彼女がトップでゴールした。

冬児は千歳の本心を見抜いていた。
何故彼女が本気でグリムを学ぼうとしないのか。
それは逃げた結果なのだ。
普通なら魔女はガーデンから出る事を望む。
それは目的が、目標があるからだ。
人の役に立つため。外にいる大事な人と会うため。認めさせるため。ここにいたくないため。
だが千歳にはそれがない。
グリムが発動した以上、もう公式の大会などには出られないだろう。
人吉くんが欲視力（パラサイト・シーイング）を手に入れた時、
「この能力を手に入れてしまったため、俺がどんなに努力してもこの目のおかげだという頑張り甲斐のない人生になってしまった」
それと同じ。
能力を持ってる人と能力を持ってない人が平等に戦えるわけがない。
外に大事な人も待っていない。
千歳の両親は自分の娘がガーデンに収容されたのに一度も面会に来ない。
グリムから逃げ、外の世界からも逃げ、今度はガーデンからも逃げる。

そこで冬児は千歳を本気にさせるためにある勝負をする。
じゃんけんを１０回して、千歳が勝てばもう何も言わない。
冬児が勝てば真剣にグリム習得に打ち込んでもらう。
千歳には「幸福」のグリムがある。これはいわば出来レースなのだが。

冬児は負けたペナルティとして自分の指を差し出した。
この勝負こそが進度２に必要な技術なのだ。
常時能力を発動しているので千歳は絶対に負けない。
千歳が負ける時、それはグリムを制御できるようになったという事。
冬児は折れた指を千歳に見せつけながら言う。
「俺の指を見ろ。これはお前が起こした結果だ。逃げた結果だ。俺にやめてほしければ能力を止めるんだ」
千歳は泣きながら、由真に言われたアドバイスを思い出す。
しかし順々に折れていく冬児の指。
「いきなり言われても無理だよっ！」
「お前は今やっと本気になったところだろ。それで一度や二度の失敗で諦めてどうする。お前は今、これからなんだ」
そして片手の指が全部折れた時。

千歳はグリムを制御することに成功した。
それは進度２に達したという事。
彼女の研究所行きは免れた。



無事千歳を助け出せたという事で瑞穂さんと飲む冬児。


そこで出会った魔女。
彼女は回収班を圧倒しており、何より冬児はその顔に見覚えが……。



ＯＰでも意味深に絡む二人。
彼女と冬児はどのような関係にあるのか？


昨夜の出来事からか冬児は夢を見ていた。

自分をお兄ちゃんと呼ぶ少女の死体。
横に並ぶ動かぬ者。
そして目を光らす闇。





前回の事で千歳もやる気十分。




ドＭじゃねーか！



それ以上に千歳は冬児に懐いていた。









ドリル！！
ドリルは冬児に提案する。
冬児は優秀だから、やる気もあって優秀な自分の担当にこそ相応しいと。
そうすれば自分はより上に行ける。
申し出を断りながら、冬児はどこか釈然としない。
外の世界からガーデンに来た魔女。
その中の魔女同士にも上下や順列や派閥が存在する事に。


その後、瑞穂さんに呼び出される冬児と由真。
以前に起きたテロ事件の調査が難航しているので協力してほしいと要請が来ている。
由真のグリムは「共感」。
人や物質、周囲の空気から感情などを読み取る。
簡単に言えばサイコメトリーだ。
冬児は正直気が乗らないが、由真は自ら志願し……。

そして場面は代わり、昨日出会った少女と大柄の男。

と言ったところで体験版終了。