◆ 公式
・_・ < そう言いながらパロネタが多かったんですけどそれは。
運命予報。
そもそも運命とは何なのか。
運ぶ、命。
「運命は最初から全部決まっている」なんて、
まるで世界の取り扱い説明書を見たような人が自信ありげに、したり顔で言うけれど。
そんなものは結局のところ結果論でしかない。
結果を見た後に、
「こうなる運命だった」
と言うわけだ。
そんなの誰だって、もちろん自分だって言える。
そんな『運命』なんてものを誰が信じるのだろう?
と疑問に思うわけだけど、これを信じる人がいるのだ。
残念な事に、不思議な事に。
そんなあやふやな『運命』というものを『予報』する。
『予知』ではなく。『予測』ではなく。『予言』ではなく。『予想』ではなく。『予感』ではなく。『予告』ではなく。『予見』ではなく。
予め知るでもなく。予め測るでもなく。予め言うでもなく。予め想うでもなく。予め感じるでもなく。予め告うでもなく。予め見るでもなく。
予報。
ただ、予め、報せる。
曖昧なまま、報せる。
それは十中八九、七転八倒。四苦八苦。五里霧中。
当たるも八卦。当たらぬも八卦。
こうなるかも知れないから。
こうならないかも知れないから。
当たるかも知れないから。
外れるかも知れないから。
これはこれ。
それはそれ。
あれはあれ。
そんなあやふやな運命を、曖昧な予報をし、有耶無耶にする。
そんなわけで、『運命予報をお知らせします』を体験した、経験した。
ここからはいつも通り僕の感想の、一人語りとなる、独人語りとなる、孤独語りとなる。
むしろそれは一人型理になるかもしれないけど。
一人の、型にはまった、理だ。
こんな長々とした文章に、いくら物好きな君達と言えど、付き合わせるのは申し訳ないという気持ちが少なからずはあって。
結論から言おう。結果から言おう。
こうなる運命だったと言おう。
自分はこのゲームを体験したけれど、経験したけれど。
面白くなかった。
少し、多少、いや多分に、多勢に。
正直に言えば。
正しく率直に言えば。
正しく素直に言えば。
不安に、不満に、負担になるような体験版だったわけだけど。
すでにスタッフの製作はここまで進んでるわけだ。
ここでいらぬ詮索をしても意味がない、仕方もない。
すでに賽は投げられたのだ。
ここから発言する自分の責と債は投げられないけど。
むしろ、匙を投げたくなるけど。
とにかく、ここから、体験版の感想だ。
ここまでよく耐えてくれた。
ここからが、本番だ。
※ ネタバレ
よし、ここからは普通に書こう。
というわけで運命予報だけど。
まー、微妙というか。
テキストは面白いというか、普通というか。
読みやすいし、キャラも立たせてる書き方。
だけど……、やっぱり絵がなぁ……。
同人くさいというか、足をひっぱてるっと言うか。
感想としては。
主人公のモノローグが多い。
ヒロイン1 主人公1 モノローグ3。
こんなレベル。
ヒロイン「これこれこういう事なのよ」
主人公「へー、でもそれはこういう事じゃない?」
主人公(彼女がそれを言うのもわかる)
主人公(だけど今ここで言っても仕方ないだろう)
主人公(こういう時はこうするのが得策だ)
とかまぁそんな感じ。
あと主人公に友達が少ないとか、林檎が嫌われ者とかそういう設定があるけど。死に設定というか。
キャラが主人公とヒロインくらいしか出てこないから全くそんな描写がない。
主人公「僕には友達が少ない。彼女しかいない。もちろん彼女もそうだ」
とか書かれてるけどそれが事実かわからないんだよなぁ。
あと細かいところは画像と一緒に紹介を。
やっぱりおしっこしてる風にしか見えない。
主人公の初恋の相手で、主人公のトラウマの要因となった相手。
なんだこのおっぱい。ヘチマか?
お前これユーザー舐めてるのかよ。
こういうおっぱい見る度にイラつくわ。なんでこれ誰も、
「いやおっぱい長すぎじゃない? さすがに重力で引っ張られてもここまで伸びないでしょ」
って言わないんだよ。これババァのおっぱいじゃねーか。
ディレクションとかしてねーの? これ見て、
「グー! グーよシーザーちゃん!」
ってジョセフみたいに言ったの? 絵柄は仕方ないにしても、これくらいはマジでどうにかしてくれよ。
いや別にタイトル忘れたけど、ワールドエンドみたいな名前のゲームだしたところの悪口は言ってないけど。
ちなみに上のCGの後がこれ。
多分速攻でベスト脱いだんだと思う。ほんまや!
パロネタ多し。
ストーリーの説明をここでようやくすると、
友達がいない主人公は友達がいないため寂しいので人並みに青春を謳歌したいと思っていた。
その時、ちょうど生徒会の庶務の募集をしていた。
状況も理由もできた。しかし主人公は、
えー、俺にできるかなー、不安だなー。とぐだぐだやっていて結局期日はすぎてしまう。
後悔しつつも、これも運命と受け入れる主人公。
だけど彼女が内緒でねじ込んでおいてくれたのだ。サンキュー、リンッゴ。
その頃生徒会メンバーは今噂になっている『赤い糸メール』の真偽を確かめるためにメールを送ったところ、
なんと全員のメールが主人公に届いた。
赤い糸メールってなんじゃい、という人は是非公式へ(宣伝)。
その事が原因だったり原因じゃなかったりで生徒会のメンバーからの印象は良好とは言えず。
庶務の採用は現メンバーの投票によって決まる。
しかし妹からは入れないと言われ。
クラスメイトからもいい返事はもらえず。
先輩からの印象もいまいちで。
残りの一人は……。
と言った状態。
しかし彼女は言う。
私が協力したんだから絶対に受かると。
非攻略キャラのくせにかなり出番があった。
景色登場。まじでこいつはほとんど出てこない。
いい感じにゲスってたな。
球磨川さんに似ている行動原理と思考回路を持つ
息をするように嘘を吐き。
瞬きするように人を傷つける。
純粋に、自分の欲求に忠実で。
何が目的かわからない。
ただ場を混乱させる事を、混濁させる事を、混雑させる事を常としている。
昔騙されただけでここまで嫌われるか? と思いもするけど、
主人公のモノローグから他の事や、他の人も結構いろいろやられてるようだ。
その後、妹から「採用おめでとう」というメールが来た。
そしてさらに……、
赤い糸を切るように、
黒い鋏メールが来て終了。
正直もうちょっと長い方がよかったかな。
引きが弱いというか、例えば大図書館で言うなら、羊飼いからメールが何通か来た後で終わった。
羊飼いの印象をキャラクターはもちろんプレイヤーにも植えつけ、その上での引き。
こっちもそれくらいやった方がよかったかも。
内容が短いため「面白くなりそう」としか言えない。
現時点では手放しに褒められないなぁ。
まぁ期待も込めて、☆4つかな?(アマゾン風)
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